自由市民政策会議会派視察報告書
05年2月14日
1、 1、視 察 先 埼玉県志木市 志木市役所 愛知県 豊橋市役所
静岡県島田市 島田市役所
2、 2、日 程 05年1月31日〜2月2日
3、 3、視察目的 志木市役所 ・地方の自立について他
島田市役所 ・すぐやる係設置について ・市税滞納者の改善について
豊橋市役所 ・新ゴミ焼却施設の現状について
・中心市街地活性化現状について
4、 4、視 察 者 春日 基・小玉 豊治・立石 静夫・島田 泰美
清水 直幸・伊藤 豪・川村 恒宏 (記録)
5、 (1)志木市 面積 9.06km2 人口 66,982人
市職員数 585人
市長部局 380人 教育委員会事務局 77人
水道局 18人 議会事務局 6人
農業委員会事務局 (3人) 監査委員会事務局 4人
選挙管理委員会事務局 (2人)
( ) 兼任
一般会計平成16年度予算 百万円 (主な支出)
歳入合計 17441 総務費 2902
市税 9019 土木費 2129
地方譲与税 251 民生費 4326
市債 2997 教育費 2080
地方交付税 1130 公債費 3387
国庫支出金 1033 衛生費 1465
県支出金 461 商工費 112
1)地方の自立について
埼玉県志木市役所を訪問して兎に角驚き、将来の自治体の姿を見たような気がした。
全国の地方自治体は国の三位一体改革に取り組み、少子・高齢化の課題を抱える等どこも
共通で、非常に厳しい財政事情を抱えており従来の小手先だけの方法や尋常な手段では自
治体の未来はないと強烈に感じた。
先駆的な取り組に感動したものを列記すると
1、 市役所受付で年配有償市民ボランティア※@が働いていた。
2、 職員を20年間で半減する計画を打ち出している。
3、 志木市は将来市職員は30人でも可能である。(高度な企画能力・守秘義務部門のみ)
4、 広報部局にも有償市民ボランティアが進出している。
5、 道路の補修などは自治会連合会で優先順位を決める。
6、 予算編成を職員と市民委員会※Aでそれぞれの立場で取り組む。
7、 市役所に職員組合がない。(印象深く驚いた)
8、 市民委員会を募集する為、職員が駅前でチラシを配った。
埼玉県志木市では、現在約600人いる職員を20年間で半減する計画を打ち出した。
将来的には10%にまで削減し、市の業務を順次有償ボランティアに任せていくなど、「市民
力」を生かした自立計画(14年度から33年度)を推進中だ。
計画達成後は、職員数が現状の半分に当たる301人となり、逆に市民による行政パ−トナ−
は523人に増えることになる。
これにより約67億円の削減が可能になると試算され、それでも「国の交付税削減等を考えれ
ば、収支バランス維持は、なおも難しい」のである。
公共団体の財政力を示す財政力指数は、0,84と、全国で上位にありながらも、改善に改善
を加えて厳しい姿勢で改革に取り組んでいる。
※@有償市民ボランティア 1時間700円 将来地域通過にして経済の活性化を検討
※A市民委員会 市民が作る第2の市役所 無償ボランティア
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(2)島田市 面積 131.04km2 人口 77,270人
市職員数 1,192人
市長部局 399人 教育委員会事務局 107人
水道局 30人 議会事務局 7人
農業委員会事務局 3人 監査委員会事務局 3人
選挙管理委員会事務局 2人
一般会計平成16年度予算 百万円 (主な支出)
歳入合計 27242 総務費 2466
市税 9669 土木費 4860
地方譲与税 260 民生費 5687
市債 4031 教育費 4647
地方交付税 2800 公債費 3876
国庫支出金 2621 衛生費 3205
県支出金 1249 商工費 330
1)すぐやる係り設置について
過去20年前くらい前には、いろいろな自治体にすぐやる係りがあり、(市長の公約で
設置して、市長が代われば自然消滅したのか)現在ほとんどない。
島田市も以前には「緊急110番」の窓口があり市民の相談に応えていたが、以前の
の役割は単なる他の窓口へ連絡転送するだけの業務であった。
たらいまわしを止め、市民生活に直結している道路、水路などの要望を市民の身近で
わかりやすいものにしようと「すぐやる係」を設置した。
担当者が市民の要望を聞くことにより、市政の風あたりが強まっている中、税収の徴集
に貢献をした自負があると話れた。
1、設置年月日 平成14年4月1日
2、組織・人員等 課長含め16名 現業職員10名(3名) (臨時)
3、要望の受付と処理内容
土木関係 道路の破損補修、水路の清掃等、官地の草刈
その他 危険回避・不快処理、動物処理、その他
4、市民の要望はほとんど受付処理している
5、予算 1件100万円以内処理
6、処理件数 年間約1,800件
2)市税の滞納に対する特別処理について
市税の滞納者を氏名の公表する条例を平成15年10月1日策定したが、現実的には今だ
公表には至っていない。
但し、条例の策定後新聞紙上にも取り上げられるなど、市民にも理解が深まり?収納率
が上がった。
公表する事による開き直り、人権問題など、実施することによる懸念もあり、全国的にも
氏名の公表をしていない。 (全国3都市所条例制定)
北海道芦別市では今年度3月の定例議会に上程するとの事。
(3)豊橋市 面積 261.36km2 人口 375.360人
市職員数 2,931人
市長部局 2,601人 教育委員会事務局 345人
水道局 222人 議会事務局 17人
農業委員会事務局 17人 監査委員会事務局 10人
選挙管理委員会事務局 4人
一般会計平成16年度予算 百万円 (主な支出)
歳入合計 112530 総務費 9602
市税 56900 土木費 20019
地方譲与税 2390 民生費 29301
市債 13538 教育費 13928
地方交付税 4680 公債費 14677
国庫支出金 11417 衛生費 14377
県支出金 3158 商工費 3477
1)ゴミ焼却施設コスト比較について
三井造船の設置した次世代型ごみ焼却施設は、豊橋市は2代目、江別市は3代目の
いわゆる同型の施設である。
豊橋市の施設処理能力は200t/日、江別市より約30%増と大きく、また江別市では
破砕施設合棟と単純比較は出来ないが、江別市の方が建設費は安いと感じられる。
定期的修繕費では江別の方がはるかに安いが、主な修繕費についてはメ−カ−の
補償項目で、江別市の方が圧倒的に故障が多い。
故障補償では豊橋市は5年間メ−カ−保証を契約しており、江別市の2年より長く、
しかも、豊橋市はゴミトン当たり5,800円維持管理費として負担してもらっている。
平成15年度の単純コスト比較 ゴミ処理費
建設費 人数 人件費 ゴミ処理量 発電量 トン当たりコスト
百万円 施設 37人 千円 トン MWh 円
豊橋市 "16,317.20" 収集 185人 "1,915,761" "113,868" "34,313" "20,000"
施設 37人
江別市 "7,497.80" 収集 57人 "805,711" "40,333" "11,007" "26,548"
建設費 江別市の 2,18倍
人 数 〃 2,36倍 豊橋市はスト−カ−炉150トン/日を一緒に管理している
人件費 〃 2,38倍
ゴミ処理量 〃 2,82倍
発電量 〃 3,12倍
処理コスト 〃 0,75倍
江別市での処理コストを下げるには、運転要員を減らし今後発生する修繕費を極力
抑えることが肝要である。
2)豊橋市中心市街地活性化計画
中心市街地活性化基本計画策定の目的
豊橋市は古くは吉田城下町としてし、近年は豊橋駅を中心として発展してきました。
現在都心部は社会構造の変化から人口や産業の空洞化を招き、活力を低下して
中心地の空洞化は都市全体の活力に影響を与え、都市の歩んだ歴史を断ち切り、
固有の都市文化を失うことも意味します。
活力を保ち新しい時代を切り開く為には、賑わいと魅力あふれる中心市街地が必要
である。
中心市街地の範囲
豊橋市の発展の歴史的経緯や既存の商業・行政機能・業務機能・交通機能などの
集積状況を考慮し、中心市街地の範囲を駅中心とする範囲を定めた。
都市計画で定めた商業地域に、公共・文化拠点としての豊橋公園周辺、良好な都
市居住空間としての整備が期待される地区を加えた約230ヘクタ―ルの区域とする。
以下別紙参照